ナナカマドとプラタナス

 

飯村博の仕事場

Invitation to H. Iimura's Laboratory

iimura693@s4.dion.ne.jp

 


飯村博: 1950年生、埼玉大学教育学部英語科より埼玉県立高等学校英語科教諭、2007年同退職、美術団体公募展一期会委員

 巻頭 JR函館線森駅を出て直ちに「森のいかめし」の店を見つければ、これが本舗とまず思う。その名「柴田商店」。音に聞く阿部商店とは関係ないと言いたげな別名だった。完全に昭和的と言うべきクラシックな造り、雰囲気。昼間の駅頭でありながら通りにはほとんど誰もいない。青空の下、静寂の中に不思議感が漂う。これぞまさに旅先の正しきあり方。製造元の娘さんは次期社長の修業中で、一方放送局のアナウンサー。たまたま見たテレビでは美人。お姫様見たさに人が群れ集まる家がもしかすると目鼻の先にあるのだろうか。駒ヶ岳が間近に見えて何もわからない無音の街。そのいかめし、値上げ。少しは騒いでいるだろうか。 (2017/08/16)